ストレスで薄毛が進行してしまうって本当?

「ストレス」とは、「外からの刺激によって体内に発生する正常でない反応、また、その要因となる刺激や状況」を指します。
外傷や気温などの物理的に体に負荷のかかるストレスや、過労やダイエット、睡眠不足などの生理現象からのストレス、対人関係などの心理的な要因からくるストレスなどがあります。

 

どれぐらいの物事がストレスになるかは、人それぞれ違います。
同じようなことでも、大きなストレスになる人もいれば、あまりストレスにならない人もいるということです。
つまり、ある人がストレスに感じていないことでも、自分にとってはストレスになる場合もあるということです。

 

画一的に考えることができず、対応が難しいのがストレスなのです。

 

ストレスに対する体の反応

体はストレスを感じると様々な反応を示します。
代表的なものが、胃腸の調子が悪くなったり、頭痛を起こしたりするなどですが、ストレスにより髪が抜けるということも起こります。

 

大きなストレスを感じたり、長い間ストレスにさらされていたりすると、頭皮や毛髪などにも影響を与えます。

 

ストレスは、自律神経を不安定にしてしまいます。
そのため、血行が悪くなったり、内臓の働きが悪くなったりすることで、必要な栄養が吸収できず、また、栄養や酸素が血行不良によりしっかりと届けられなくなってしまうのです

 

また、ストレスによる不眠状態は、成長ホルモンが最も分泌する午後10時から午前2時ぐらいまでの時間にしっかりと睡眠をとることができないため、髪の成長にも影響をきたしてしまうのです。

 

 

ストレスが引き起こす脱毛症

ストレスにより引き起こされる脱毛症の代表として、「円形脱毛症」があります。
円形脱毛症というと、10円玉のようなハゲができるというイメージですが、実はそれだけではないのです。

 

脱毛斑が1つだけの単発型と呼ばれる型は、いわゆる「10円ハゲ」と呼ばれる形になります。

 

その形が一度に複数出るものや、分け目などに沿って変形し、複数でてしまうもの、頭全体の髪が抜け落ちてしまうもの、全体的に薄くなるもの(びまん性)、そして、髪以外のまゆげやわき毛などの体毛も抜けてしまうものもあります。

 

円形脱毛症の場合、毛根はまだ生きており、毛母細胞が休眠状態になっている状態なので、原因となるストレスを除去していくと、髪は再び生えてきます。

 

髪が抜けてしまうことで、ストレスの上にさらにストレスになってしまうことがどうしてもありますが、ストレスがなくなれば髪は生えてくるので、脱毛症になったことを悲観しすぎないようにしましょう。