病気と薄毛

女性の薄毛は、年齢を重ねてホルモンバランスが乱れておきたり、ストレスなどが原因になったり、非常にたくさんの原因があります。
生活習慣が関わってくるものが多いとはいえますが、実は生活を改めても、育毛剤などを使っても効果のない薄毛もあります。

 

それは、病気による薄毛や薬の副作用による薄毛です。
病気による薄毛の場合は、その病気を発見、治療していかなければ治りませんし、薬の副作用によるものであれば、その薬をやめるなどしないといけないということになります。

 

適切な治療を受ければ劇的に薄毛の症状はよくなりますので、病気の可能性が気になる場合などは医師の診察を受けた方がより早く薄毛の症状を改善することができるでしょう。

 

 

薄毛が症状の病気はどのようなものがあるか

薄毛が症状のひとつである病気はいくつかあります。

 

まず、「甲状腺機能低下症」という病気です。
この病気は、甲状腺の機能が低下し、甲状腺ホルモンの分泌が少なくなります。
甲状腺ホルモンは、髪の毛母細胞を活性化させる働きがありますが、量が少なくなると、生命を維持するために必要な場所にのみそのホルモンが使われ、髪までには行き届かなくなるのです。
その結果、髪が抜けたり、細くなったりして、薄毛となります。
この病気は40代以上の女性に多い病気で、加齢による薄毛と混同されがちなので注意が必要です。

 

そして「頭部白癬」です。
これは、白癬菌というカビの一種が頭皮の毛穴や毛髪に感染するもので、比較的子供に多いものの、まれに大人もかかることがあるので、注意が必要です。
白癬菌は、水虫を引き起こす菌と同じです。

 

この菌が髪に入り込むと、髪が切れやすく、抜けやすくなっていまうことから薄毛が進みます。
適切な治療を行えば、2か月ほどでよくなると言われています。

 

 

薬の副作用による薄毛

薬の副作用でも薄毛になる場合があります。
有名なのは、抗がん剤によるものですが、抗がん剤はガン細胞のように細胞分裂の早い細胞に対して効くようにできているため、ガン細胞とそれより細胞分裂が同じか早い細胞は抗がん剤の影響を受けてしまいます。

 

毛母細胞は、細胞分裂の早い細胞なので、抗がん剤の影響を受けるため、髪が抜けてしまう症状が出るのです。

 

また、C型肝炎の治療に用いられるインターフェロンや、精神科で処方される向精神薬、また、皮膚科などで処方されるステロイド剤なども薄毛を引き起こすとされています。