髪に優しいドライヤーを使おう
ドライヤーと自然乾燥
髪に優しい機能を付けたドライヤーがいろいろと販売されています。
髪をドライヤーで乾かすという行為は、熱などで髪がダメージを受けやすいため、それを軽減したり、ドライヤーをすることでより髪の状態がよくなるように工夫されているのです。
「ダメージがあるなら、自然乾燥すればよいのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、自然乾燥は長時間髪が濡れた状態になるので、風邪をひきやすくなることはもちろんですが、濡れた状態が長くなると、細菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因になったりもするのです。
ただ乾かすだけでなく、できるだけ髪へのダメージを少なくして髪を乾かすことが、今のドライヤーに求められていることなのかもしれません。
髪に優しいドライヤーとは
各社様々な付加機能を付けて販売されているドライヤーですが、代表的な付加機能について紹介したいと思います。
まず「マイナスイオン」です。
マイナスイオンは、アルカリ性になっている痛んだ髪を内側から潤して弱酸性にさせ、キューティクルを引き締めることで水分が外へ逃げるのを防ぎ、しなやかな髪にする効果があると言われています。
次に「低温トリートメント」です。
その名のとおり、低温で乾かすドライヤーなのですが、低温でも風量があって乾かしやすい工夫がされているのです。
また、低温のため、髪へのダメージが少なく、髪がサラサラになり、まとめやすくなるというメリットもあります。
このように、最近は、ドライヤーはただの髪を乾かす道具としてでなく、髪をより健康に、綺麗に見せるための付加価値をつけた道具として位置づけられているのです。
髪をいたわるドライヤーのかけかた
せっかく髪に優しい機能がついているドライヤーでも、使い方を間違えばその付加価値を活かすことができません。
髪をいたわりながら乾かすドライヤーの使い方をマスターしましょう。
まずは、タオルドライをしっかりやりましょう。
ゴシゴシこするのではなく、タオルをあてたり、軽くたたくようにして水分をタオルにしみ込ませるようなイメージで行います。
そして、ドライヤーは髪から20cmは離して髪の根元からかけます。
毛先は、根元からかけているうちに自然に伝わった熱で乾いていくので、傷みやすい毛先ばかりを乾かすことはやめましょう。
70%〜80%乾いたところで、冷風に切り替えます。
櫛やブラシなどを使うのは、冷風に切り替えてからです。
冷風に切り替えることで、開いたキューティクルが引き締められるので、サラサラの手触りの髪になります。
ドライヤーは使い方次第で髪を綺麗にしてくれるものなのです。