女性の薄毛治療

医療機関での女性の薄毛治療の歴史はまだ浅く、かつては男性の薄毛と同じ治療がされていたこともありました。
男性と同じ薬の投与は、効果がなかったり、危険な副作用があるものもあったようです。
それは、女性が薄毛で悩むということが一般的でなかったこともあり、女性の薄毛の原因が男性のものとは違うという認識がなかったからでしょう。

 

最近は、薄毛に悩む女性の増加に伴い、女性の薄毛についての研究も進んで、新しい薬の開発などもされています。
女性の薄毛の治療を行っている医療機関も増えていますが、念のためしっかりと女性の薄毛について対応ができる医療機関か確認してから受診するようにしましょう。

 

 

医療機関での治療とは?

女性の薄毛の医療機関での治療とはどのようなものがあるのでしょうか?

 

「育毛メソセラピー」と呼ばれる治療は、細く弱くなってしまった髪などを、毛母細胞を活性化させることにより、毛幹からしっかりと太い状態で生えるようにする治療です。
髪の成長の休止期を短くし、成長期を長くすることで、髪の成長サイクルを整えます。
頭皮のごく浅い部分に育毛効果のある薬液を注入する方法で行います。
その薬液も、患者の状態に応じて様々な組み合わせで作ることができるため、より効果を発揮することができます。

 

「HARG療法」とは、あらゆる器官になれる万能細胞と言われている幹細胞から取り出した髪の成長因子を毛母細胞に注入し、毛母細胞が自ら発毛をするようにする「再生療法」と呼ばれるものです。
直接細胞レベルで発毛の指令を出せることから、有効な治療法と言われています。

 

あとは、レーザー光線のエネルギーで毛根と頭皮全体を刺激し、頭皮の血流を改善し、健康な髪が育つようにを促す「レーザー治療」などが代表的です。

 

女性の薄毛に有効な処方薬「パントガール」

「パントガール」は女性の薄毛治療のために作られた内服薬です。
女性特有の「びまん性脱毛症」などに効果がある薬で、多くのクリニックで処方されています。

 

この薬は、女性用の薄毛治療の内服薬として世界で初めて効果と安全性が認められた薬です。
女性の薄毛改善のための特殊な構造のアミノ酸が含まれているほか、たんぱく質やビタミンBなどの髪を成長を促す成分が含まれています。

 

この薬の登場により、女性の薄毛治療も男性の薄毛治療のように比較的手軽で安価な治療ができるようになりました。
「パントガール」という薬は薄毛で悩む女性の救世主になったのです。